精密根管治療

なぜ当院は、根管治療を
「自由診療」で行うのか

「もし自分が患者さまの立場であったなら、どのような治療を受けたいか」。当院はこの問いを常に自分自身に投げかけ、追求してきました。その結果、行き着いた答えが、十分な時間を確保して行う「自由診療による精密根管治療」です。大切な歯を1日でも長く、将来にわたって残していくためには、どうしても「時間」という妥協できない要素が必要だったからです。

歯科医師として患者さまの大切な1本の歯を残すことに全力を注ぎ、自分自身が心から納得できる処置を行うこと。その先にこそ、患者さまと歯科医師、そして「歯そのもの」のすべてが報われる「三方よし」の治療があると考えています。一人でも多くの方の選択肢となるよう、価格設定も可能な限り配慮しました。

歯の根の中は非常に細く、暗く、複雑に枝分かれしています。その0.1ミリ単位の世界で潜んでいる細菌を徹底的に取り除く作業は、細心の注意と集中力、そして決して妥協を許さない時間を要する、極めて緻密な処置です。

しかし、保険診療の限られた枠組みの中では、どうしてもやりたくてもできない処置があります。「本当はもっと丁寧にやりたい」「あと少し時間があればもっとできるのに……」という葛藤を、正直に言えば何度も感じてきました。だからこそ当院は、自由診療という形で1回に十分な時間を確保し、一つひとつのステップを妥協なく進めるスタイルを選びました。何度も通院していただく負担を減らしながら、1回1回の治療を確実なものにしたいと考えています。

手間と時間を惜しまず、1本の歯の寿命にとことんこだわり抜く。それが当院の精密根管治療にかける想いです。

POINT見て、確認して、
納得して進める治療を

当院が確保する1回60~90分という治療時間は、精密な処置のためだけではありません。患者さまの不安や疑問を安心へと変えるための、対話の時間でもあります。

治療中にマイクロスコープで撮影した画像や動画をその場でご覧いただき、お口の現状や治療の進捗をリアルタイムでご確認いただきます。「今どんな状態なのか」を目で見て理解していただくことで、納得と安心のうえで治療を進めていきます。

こんなお悩みは
当院の精密根管治療に
お任せください

  • 毎週通院しているのに、根管治療が一向に終わらない
  • 以前に根管治療を終えたはずの歯が、また痛み出した
  • 長期間の治療の末、「抜歯するしかない」と告げられてしまった
  • もう治療を繰り返したくない
  • 今度こそ、徹底的に精密な治療を受けたい

大船の歯医者「大船みらい歯科」では、患者さまの大切な歯を1本でも多く残すことを最優先に、再発リスクを抑えた自由診療での精密根管治療を提供しています。根管治療にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

最低限の治療では
再発リスクが高まる

日本の保険制度における根管治療は、最低限の機能回復を目的としており、治療にかけられる時間や使用できる器具・材料に制限があります。1回あたり15~30分という短時間の処置では、複雑に入り組んだ根管内部を完全に無菌化・清掃することが難しいのが現状です。

治療時間が短いため回数が多くなり、その間に施される仮蓋の期間も長くなります。この仮蓋のわずかな隙間から細菌が侵入し、再感染のリスクが高まってしまいます。

当院の精密根管治療の
4つのこだわり

大船の歯医者「大船みらい歯科」では、保険診療においても可能な限り質の高い治療を目指し、マイクロスコープやCT、根の形に柔軟に沿いながら細菌を効率よく除去するニッケルチタンファイルなどを活用し、治療精度の向上に取り組んでいます。

自由診療では、これらに加えて以下の4つのこだわりをプラスし、再発リスクを可能な限り抑えた精密な治療をご提供しています。

感染をシャットアウトする
「ラバーダム防湿」

治療する歯以外を医療用の薄いゴム製シートで覆うラバーダムを使用し、細菌を多く含む唾液が根管内に侵入するのを物理的に防ぎます。これにより、治療中の感染リスクを大きく抑えることができます。

海外の根管治療専門医では必須とされており、精密な根管治療には欠かせない処置です。

1回60~90分の「集中治療」による
感染リスク低減

1回あたり60~90分の治療時間を確保することで、根管の除菌から最終的な封鎖まで、少ない回数で集中して進めることができます。根管治療は配管の掃除に似ています。十分な時間を確保することで、より根管内をキレイにすることができます。

通院回数が減るだけでなく、仮蓋をしている期間も大幅に短縮できます。仮蓋の期間を短くすることで、外部からの細菌侵入リスクを抑え、より確実な治療結果につなげます。

歯の寿命を延ばすMTAセメント

保険診療で一般的に使用されるガッタパーチャポイントはゴム製の充填材で、歯質への接着力がなく、微細な隙間から細菌が再侵入するリスクが残ります。

一方、当院の自由診療で使用するMTAセメントは、固まる際に膨張する特性を持ち、根管内の隙間をしっかりと封鎖します。さらに高い殺菌効果も備えているため、再発防止に非常に有効です。使用する材料の違いが、数年後の歯の寿命に大きな差をもたらします。

土台と被せ物の適合も重要

根管内部の清掃が完了した後は、柔軟性があり歯の喪失につながる歯根破折から歯を守る役割も果たすファイバーコア(土台)を設置します。その上から、適合性が高く隙間ができにくいジルコニアやセラミック(被せ物)を装着します。

保険診療で使用される被せ物は金属やプラスチック製のものが多く、経年による劣化や隙間から細菌が再侵入するリスクがあります。一方、ジルコニアやセラミックは適合精度が高く隙間ができにくいため、丁寧に治療した根管を長期にわたって守ることができます。

精巧な土台と被せ物の組み合わせにより、外部からの細菌の再侵入と歯の破折を防ぎ、治療を終えた大切な歯を長く使い続けていただけるよう努めています。

根の先端の病巣を直接取り除く
「歯根端切除術」

丁寧に根管治療を行ったにもかかわらず、歯の根の先端に病巣が残ってしまったり、予後が思わしくない場合に選択されるのが歯根端切除術です。当院ではこの歯根端切除術にも対応しています。

歯ぐきを切開して病巣を直接確認し、歯の根の先端とその周囲の病変組織を外科的に切除します。切除後はMTAセメントなどで根の先端を封鎖します。この処置により、通常の根管治療では改善が難しかった歯を残せる可能性が高まります。歯の保存を諦める前に、まずはご相談ください。

根管治療のよくあるご質問

Q

精密根管治療で、必ず歯を残せますか?

A

成功率は非常に高いですが、100%ではありません。歯のひび割れや骨の状態、病巣の大きさなどによって、治療が難しいケースもあります。事前に精密な診断を行い、残せる可能性がある歯に対しては、100%の努力を行います。

Q

自由診療は保険診療と比べてどのくらい費用がかかりますか?

A

治療する歯の種類や根管の数、使用する材料によって異なりますが、数万円単位の費用がかかります。ただし、再発リスクを抑え、歯を長持ちさせるための投資とお考えいただければ幸いです。

Q

治療中は痛みを感じますか?

A

治療中はしっかりと麻酔を行いますので、基本的に痛みを感じることはありません。術後に多少の鈍痛が生じる場合がありますが、通常は数日で治まります。痛みが不安な方もどうぞご安心ください。

Q

治療期間はどのくらいですか?

A

集中治療を基本としているため、複雑なケースを除き、根管治療は最短1~3回の通院で完了することが多いです。何ヶ月も通い続ける必要がなく、トータルの治療期間は短くなる傾向にあります。その後、被せ物の治療に2回程度かかります。

Q

治療後の注意点はありますか?

A

治療完了後は土台と被せ物を装着して終了となりますが、その後の日常的なブラッシングと定期的なメインテナンスが非常に重要です。治療した歯を長く機能させるために、歯科衛生士による専門的なクリーニングをおすすめしています。また、根管治療の後は歯根破折のリスクが高くなっているため、極端に固いもの噛む際には注意してください。また、マウスピースで歯を守ることも大切です。